自民党大会 安倍首相「参院選で先頭に立つ」

 安倍晋三首相(自民党総裁)は10日、東京都内で開かれた第86回党大会で演説し、夏の参院選に向けて「厳しい戦いになるが、まなじりを決して戦い抜いていく。先頭に立つ決意だ」と訴えた。4月の統一地方選についても「勝ち抜いていこう」と述べ、参院選と地方選が重なる「亥年選挙」での党の結束を呼びかけた。

 首相は第1次安倍政権下で行われた12年前の参院選に触れ、「わが党の敗北で政治は安定を失い、悪夢のような民主党政権が誕生した。あの時代に戻すわけにはいかない」と強調した。

 憲法に関しては「いよいよ立党以来の悲願である憲法改正に取り組むときが来た。しっかりと自衛隊と明記して、違憲論争に終止符を打とう」と述べ、9条改正に強い意欲を示した。

 児童虐待の問題に対しては「根絶に政府を挙げて全力で取り組んでいく」と表明した。厚生労働省の毎月勤労統計の不適切調査問題については「徹底的に検証し、再発防止に全力を尽くすことで責任を果たす」と述べた。

 党大会では、平成31年運動方針を採択した。「12年に一度の政治決戦の年」に「総力を挙げて統一選の必勝を期し、勢いを加速させ参院選で勝利を得る」と強調、参院選では改選1人区を「最大のポイント」と位置付けた。

 来賓として公明党の山口那津男代表と経団連の中西宏明会長が出席し、挨拶した。山口氏は「統一選と参院選を勝ち抜き、政権安定の基盤をつくり出していかなければならない」と述べ、自公両党の選挙協力を推進する考えを示した。

 このほか、統一選と参院選の候補者紹介なども行われた。

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