宮古島駐屯地の弾薬を島外に撤去へ 岩屋防衛相「地元説明、不十分」 初動対処に影響も

 岩屋毅防衛相は2日の記者会見で、陸上自衛隊宮古島駐屯地(沖縄県宮古島市)の迫撃砲や中距離多目的ミサイルの弾薬について、島外に搬出するよう指示したことを明かした。地元への十分な説明がないまま弾薬を保管していたことに伴う措置で、岩屋氏は「不十分だった。おわびしたい」と謝罪した。

 防衛省は、南西諸島防衛強化の一環として今年3月末に宮古島駐屯地を新設。初動対処を担う警備部隊約380人を配備した。同隊が装備する迫撃砲や中距離多目的ミサイルの弾薬も駐屯地で保管しているが、地元に対する明示的な説明がなかったとして反発を招いている。

 防衛省は今後、島内で駐屯地とは別の場所に、今年度末にも配備される地対空・地対艦ミサイル部隊の弾薬庫を建設する予定。完成し次第、島外に撤去した迫撃砲などの弾薬も保管する方針だ。ただ、使用する警備部隊との間に距離が生じることから、初動対処の任務に影響が生じることは避けられない。

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