小田急、日航、JR九州などとマースで連携

 小田急電鉄は27日、複数の交通事業者と連携して予約から決済まで一括して提供する「MaaS(マース)」の導入に向けて、日本航空やJR九州、ジャパンタクシーなど5社との連携で合意したと発表した。小田急は全国の交通事業者向けに、マースを提供するためのプラットフォームをすでに立ち上げており、参加する事業者を募っていく考えだ。

 小田急は4月にマースのプラットフォーム「マースジャパン」を乗り換え案内アプリなどを提供しているヴァル研究所(東京)と共同開発する方針を発表している。このプラットフォームに、日本航空と、鉄道事業者のJR九州、遠州鉄道(浜松市)、タクシー配車サービスのジャパンタクシー(東京)とディー・エヌ・エー(DeNA)の計5社が参加することで、飛行機や鉄道、タクシーを利用して目的地までの経路検索や運賃の決済を一括でできる仕組みを構築する。

 一方、小田急は今年の秋以降、小田急沿いの観光地や商業地で、バスや鉄道などの交通機関だけでなく、ホテルや飲食店などとも連携してマースの実証実験を行う。目的地の飲食店などまでのルート案内や決済、さらに飲食店の割引サービスなどを一括してマースアプリで提供することで、「自家用車で目的地に向かう以上の利便性を提供していく」(久富雅史経営戦略部長)考え。実験後、他社とも連携して、同様のマースの実現を目指すが時期は未定という。

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