「セブン-イレブン」元オーナーが同本社前で“マラソン演説”

 大手コンビニチェーン「セブン-イレブン」の元オーナーで、参院選の比例代表にれいわ新選組から出馬した三井義文氏(62)が11日、東京都内の「セブン-イレブン・ジャパン」本社前の街頭で、異例の長時間演説を行った。

 他の国内の大手コンビニチェーンも含め、現場の過酷な労働状況を訴える三井氏は「この場所で話せるのはうれしい。7月11日は“セブン-イレブン”の日。きょうはたっぷり午前11時から午後7時まで本来のセブンイレブン時間で話します」と当てこすり、ほぼ単独で約8時間の“マラソン演説”を敢行した。

 「コンビニは現代の『蟹工船』で、日本社会の縮図」という三井氏。全国のコンビニオーナーの平均年収は手取りでわずか120万円前後といい、「アルバイトに最低賃金しか渡せない気持ちが分かりますか? 貧困で人間らしい生活を取り戻せないのは、いまの日本人が、支え合って生きる日本の心を失っているから」と力を込めた。

 また、三井氏は三井住友銀行で、ロンドンなどでの海外勤務経験もある金融、経済のプロだっただけに、「不景気なのは政府が財政出動をしないから」とバッサリ。「消費増税が福祉のためなんて政府はふざけるな。前回の8%への増税分でも、福祉にはほんのわずかしか使われていない。そういうことを国民は知るべきだ」。午後には雨も降り始めたが、夜まで止まなかった熱い演説に、足を止めて聞き入る通行人たちの姿も見られた。

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