鳩山元首相「共和党」結成に向けた講演の要旨

 「私は共和主義が4つの公準というものを大事にしなければならないということに気付いた。日本の政治、行政、経済に最も欠けているのはこの正義だ。正義の面からみて政策をどう作るのかが、真っ先に求められることではないか。美徳という考え方も重要で、徳を持った者が、それなりの力というものが備わっているわけだ。いまの政治、行政に致命的に欠如しているのが美徳ではないか。また卓越という考え方、よりすぐれたものをつくる必要性、より高いものを求めていくという姿勢は常に必要なのではないか。富国強兵から富国有徳に行こうとしている中で、日本の信用や技術、評価を取り戻すのは、よりすぐれたもの、日本はこれが卓越しているぞというものを求めていく必要があるのではないか」

 「友愛という考え方は最も重視したい。自由が行きすぎても弱肉強食になる。平等が行きすぎてしまうと無気力な社会になる。働いても働かなくても同じだけ所得が得られるというような社会になると、やる気がどこまで呼び起こされるかということが怪しくなる。この自由と平等という2つの違う理念を結びつける発想に、友愛、人間同士の愛情が大変重要だ。自立と共生。一人一人が自立する心を持つということ、自己の尊厳を尊重するということと同時に、他者の尊厳を尊重する友愛精神、自立と共生の考え方が大変重要だ。祖父の鳩山一郎は青年活動をしていく中で、友愛とは相互尊重、相互理解、相互扶助という言葉で表した。その方が分かりやすいかとは思うが、お互いに理解しあいながら、お互いに足りないところを助け合っていこうという精神が友愛精神だ。こういった考え方、正義、美徳、卓越、友愛という観点から一つ一つの政策を作り上げていこうではないかと。徳を持った方々が議論して、それを進めていく、よりよい政策に高めていくということこそ、共和主義の神髄ではないかと思っている。皆さん方が参加してもらうということを強く求めていきたい」

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