政府、来年度防衛費を自民に提示 いずも改修など計上

 政府は12日午前、令和2年度予算案の防衛費を自民党国防部会などの合同会議に示した。海上自衛隊の護衛艦「いずも」を戦闘機の運用可能な事実上の空母に改修する費用31億円や、いずもで発着する最新鋭ステルス戦闘機F35B6機の取得費793億円などを計上している。自民党は大筋で了解した。

 2030年代に退役するF2戦闘機の後継機開発費用がいまだ決まらず、防衛費の総額が固まっていないため、正式了承はしていない。

 また、自衛隊の事務官を299人増員する。定員合理化の数を上回り、33人の純増となる予定。総額はほぼ概算要求通り、過去最大の5兆3千億円規模になる方向だ。政府は弾道ミサイル防衛や、宇宙・サイバー・電磁波などの防衛能力強化を目指しており、「ほぼ満点の内容。安倍政権の国防重視の姿勢の表れだ」(自民党の国防族幹部議員)と歓迎する声が上がっている。

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