静岡・御前崎市の産廃施設、事業者が一時中断を表明 住民の理解得て再開

 静岡県御前崎市内に計画されている産業廃棄物処理施設の整備計画をめぐり、同市の柳沢重夫市長は10日、同市役所で大栄環境(大阪府和泉市)の金子文雄社長と面会し、事業撤退を要請した。要請を受けた同社は事業そのものは維持する一方で、着工に向けた行政手続きを一時中断する方針を表明した。

 同社は昨年12月に行われた計画の賛否を問う住民投票で反対が90・2%に上ったことを受け、1月にも提出するとしていた環境アセスの準備書面の提出を無期限で延期。令和3年4月に着工、5年4月に供用開始としていた工程は白紙となった。同社によると、改めて住民説明会を行い住民の理解を求め、事業再開を目指すという。

 問題とされている施設は大栄環境が計画する「(仮称)御前崎リサイクルエネルギープラザ」。1日最大約560トンの産廃を焼却して発電する県内最大級の施設になる予定で、環境影響評価(環境アセス)を実施中だった。

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