首相「全ての関係者が外交努力」 サウジの会談で一致

 【ウラー=沢田大典】中東3カ国を歴訪中の安倍晋三首相は13日午前(日本時間同日午後)、サウジアラビアのサルマン国王らとの会談について「全ての関係者が自制的に対応し、あらゆる外交努力を尽くすべきだとの認識で一致した」と述べた。北西部ウラー近郊の同国初の世界遺産「マダイン・サーレハ遺跡」を視察後、同行記者団の取材に応じた。

 日本関係船舶の安全航行を確保するための海上自衛隊の中東海域派遣に関し「サウジアラビアの完全な理解と支持を得ることができた」とも語った。

 首相は、次の訪問国であるアラブ首長国連邦(UAE)とオマーンに関し「それぞれサウジアラビアと同様、地域で大きな影響力を持つ国だ」とした上で「関係国の自制的な対応により、緊張緩和の動きがみられるこの機会を生かし、地域のさまざまな問題について、平和的な対話を通じて解決に向けた機運を醸成していくことが重要だ」と指摘。「これまでの中東との友好関係の上に、こうした日本ならではの粘り強い外交努力を続けていきたい」と話した。

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