河野防衛相、海自中東派遣の意義強調 衆院安保委

 衆院安全保障委員会は17日午前、閉会中審査を開き、海上自衛隊の中東派遣について議論した。河野太郎防衛相は米イラン対立による中東情勢の緊迫化を踏まえて「日本関係船舶の安全確保に情報収集態勢の強化は必要だ」と述べ、派遣の意義を強調した。一方、海自が日本関係船舶を防護しなければならないほどの危険な情勢ではないとの認識を示した。

 政府が昨年末に派遣を閣議決定して以来、国会審議は初めて。

 河野氏は派遣予定海域の情勢に関し「自衛隊が武力紛争に巻き込まれるような危険があるとは考えていない」とも述べた。

 政府はホルムズ海峡やペルシャ湾を海自の活動予定海域としていない。だが、河野氏は不測の事態が発生し、武器使用が可能な海上警備行動を発令した場合の活動範囲について「(予定海域の)他の海域を排除しているわけではない」と述べ、ホルムズ海峡などでも行動する可能性を示唆した。

 海自P3C哨戒機部隊は20日、アフリカ東部ジブチ沖のアデン湾などで活動を始める。来月2日には護衛艦「たかなみ」がオマーン湾やアラビア海北部に向けて出港する。

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