小泉環境相に男児誕生「とにかくほっとした」一問一答

 小泉進次郎環境相は17日午前の記者会見で、妻でフリーアナウンサーの滝川クリステルさんが同日未明に第1子となる男児を出産したことについて、「とにかくほっとした。母子ともに元気なことが何よりだ」と喜びを語った。

 小泉氏が表明した今後3カ月で計2週間の「育児休業」取得をめぐり賛否の声があることに関しては「公務最優先という気持ちは変わらない。前例のないことをやるときには批判はつきものだ」と述べた。記者会見の主な一問一答は次の通り

     ◇

--第1子が無事に生まれた今の思いを

 「17日深夜(未明)になるが、無事に元気な男の子が誕生した。父親としても、心からうれしく、ほっとしている。母子ともに元気なことが何よりですね。とにかくほっとした。安心した。また、(出産に)立ち会えてよかった」

--「育休(育児休業)」取得は公明党の山口那津男代表が苦言を呈している

 「公務最優先という気持ちは変わらない。国会が始まり、本会議や閣議、または予算委員会が入った場合、(出産に)立ち会うことがかなわなかった可能性もある。賛否両論があると思うが、史上初の閣僚のいわゆる育休取得ということで、どんなことでも前例のないことをやるときには、批判はつきものだ」

 「環境相就任直後、ニュージーランドのアーダン首相と会い、同じように(首相在任中に産休の)お休みをとったときに賛否両論があったと聞いた。それを乗り越えて今があるし、社会が変わっていく一つになったと。『あなたの場合は男性がとることになるから、違う批判もあるかもしれないが、必ず最初にやる人はそういうものだから、乗り越えて頑張って』とエールをいただいたことも励みになった」

--来週から国会が始まるが、いつ最初の育休を取得するのか

 「政治家や閣僚には労働時間や勤務時間、残業などの考えや制度的なものはない。今回私が『いわゆる育休』といっているのも、制度がない中で、どのように育児の時間を確保するのか、公務最優先、危機管理は万全という形で育児と公務の両立をはかっていきたい。働き方改革も後押ししていきたい。出産が17日だったので、16日のうちに生まれるかもしれず、16日は時短勤務のような形で、環境省に数時間滞在して公務を行った。通算2週間の育休の取得がどのような形で、時間が積み重ねていくのか。今後しっかりと調整して詰めていきたい。

 介護という課題を抱えながら生活と仕事を両立して、必死にやっている方々、がんなどの病気と闘いながら仕事をしている方々、それぞれの事情に応じた柔軟な働き方ができるような社会が私が目指す社会だ。今回、私が育休の取得をしないという決断をしていた場合は、別の懸念も批判も生まれたと思う。前例のないことを挑戦をしようとするときには、プラスの側面だけではなく、心配されることも言われるのは当然あると思う。将来、大臣として育休がニュースにならないような社会になればいいと期待している」

--育休に関しては、野党から(週刊文春が報じた)小泉氏の政治資金の問題をめぐり「育休を取るのはいいが、説明責任から逃れてはダメだ」との声もある。「個人の事柄について話すことはない」というが、育児など明るい個人の話題については積極的に発信し、都合の悪いプライベートなことには口をつぐんでいる。ダブルスタンダード(二重基準)の印象と受け取られないか

 「そういった指摘は当たらないと思っている。報道については、法令に従い適正に処理していると認識している」

--長男の成長に合わせて妻との育児の分担の話はしているのか

 「まだ生まれたばかりで、今日、私も病院から直行している形だ。父になる実感というのは、これからわいてくるんだろうなと思う。教育についても、考えないといけないが、今日、生まれた日という時点でいえることは、おやじ(純一郎元首相)のような父親になりたいなと、それは思う。そして、今回(出産に)立ち会うという経験もして、改めて、日本の最大の課題の一つでもある少子化(対策として)何が今の日本に欠けているのか、何が必要なのか。問題意識を持って、政治家として日本の課題を解決していく努力を続けていきたい」

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