衆院予算委退出の野党 「水掛け論になる」と書面要求

 立憲民主党や共産党など主要野党は17日の衆院予算委員会で、野党系無所属の山井和則氏の質疑中、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」前日の夕食会をめぐる答弁に納得せず、退席した。委員会は一時中断した。

 立民の辻元清美氏は同日午前の質疑で、夕食会の会場となったホテルの1つである「ANAインターコンチネンタルホテル東京」に問い合わせて得た回答が、従来の首相答弁と違うと指摘。辻元氏は首相に「(ホテル側に)よく聞いて午後にしっかり答弁してほしい」と求めた。

 これを受け、首相は昼の休憩時間にホテル側に問い合わせた結果を午後の野党系無所属の小川淳也氏の質疑で回答した。

 ところが、主要野党は首相答弁が「曖昧だ」と主張し、ホテル側に書面で提出させるよう要求。首相は「これ以上、要望することは今の時点で考えていない」と拒否し、山井氏ら続く野党議員にも同様の回答を繰り返したため、退席した。

 山井氏は退席理由について記者団に「野党がホテル側から書面で回答をもらっている以上、もし否定するのであれば書面で否定しないと水掛け論になる。首相が口頭で『私を信用してください』と言っても、申し訳ないが、信用できない」と批判し、書面での回答を強く求めた。

 与党が予算委終了後、書面回答も含めて対応を協議すると申し出たことを受け、主要野党は質疑に復帰した。

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