安倍首相「私の世代の使命は自衛隊を合憲化」 新型コロナ終息後に進む「9条に自衛隊明記」

【ここがヘンだよ日本国憲法】

 自民党の安倍晋三総裁(首相)は、2017年5月3日の憲法記念日、読売新聞の「憲法改正20年施行目標 9条に自衛隊明記」と題した独占インタビューで、以下のように述べた。

 「憲法学者の7割以上、自衛隊が違憲の疑い。平和主義の理念を堅持。1項、2項をそのまま残し、その上で自衛隊の記述を書き加える。私の世代の使命は自衛隊を合憲化すること(略)」

 同日、第19回公開憲法フォーラムの会場で流された安倍総裁のビデオメッセージでは、次のように語っている。

 「自民党は、未来に、国民に責任を持つ政党として、憲法審査会における具体的な議論をリードして、その歴史的使命を果たして参りたい。例えば憲法9条です。今日、災害救助を含め、命がけで24時間、365日、領土、領海、領空、日本人の命を守り抜く。その任務を果たしている自衛隊の姿に対して、国民の信頼は9割を超えている。しかし、憲法学者や政党の中には、自衛隊を違憲とする議論が、いまなお存在している」

 「『自衛隊は、違憲かもしれませんが、何かあれば命を張って守ってくれ』というのは、あまりにも無責任ではないか。私たちの世代のうちに、自衛隊の存在を憲法上にしっかりと位置付け、『自衛隊が違憲かもしれない』などの議論が生まれる余地をなくすべきだ。9条の平和主義の理念については、未来に向けてしっかりと堅持していく。9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む。(略)何としても2020年には新しい憲法が施行される年にしたい(略)」

 安倍首相は昨年1月28日、国会の施政方針演説で、「残念なことに、いまでも『自衛隊は憲法違反』と主張する憲法学者や政党が存在しています。その影響から、自衛隊員の募集活動に地方自治体から十分な協力が得られていない現状もあるのです。自衛隊が憲法に明記されると、自衛隊の権限及び任務の範囲は変わらなくても、自衛隊を取り巻く環境は確実に良好になるでしょう」とも述べた。

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