韓国、日本政府の「防衛白書」にイチャモン! 識者「『韓国はクレーマー国家』の悪評を…」

 韓国が、日本政府が公表した「2020年版防衛白書」に、イチャモンを付けている。自分たちが不法占拠している島根県・竹島を「日本固有の領土」と正しく表記したことに抗議してきただけでなく、一部記述を取り上げて「冷遇だ」などと騒いでいるのだ。いまだに文在寅(ムン・ジェイン)大統領から、韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機への危険なレーダー照射事件(18年)への謝罪が聞かれないが、どうしたものか。

 「不当な領有権の主張を繰り返すことに対し、強力に抗議し即刻、撤回を求める」

 韓国外務省は14日、河野太郎防衛相が同日の閣議で報告した防衛白書に記された竹島の記述について、このような報道官の論評を発表した。

 ただ、竹島が日本領土であることは、歴史的にも国際法上も、米国の公文書である「マッカーサー電文」や「ラスク書簡」を見ても明白である。白書は何も間違っていない。

 韓国メディアは「20年版防衛白書 韓国を冷遇」(朝鮮日報)などとも批判しているが、これも“内政干渉”に近い。

 白書には、同盟国・米国以外の国・地域との防衛交流をまとめた「安全保障協力」の章があり、国別の記載順が注目される。韓国は昨年版で2番目から4番目に“格下げ”され、今回も「オーストラリア」「インド」「東南アジア(ASEAN)諸国」に次ぐ4番目だった。

 韓国側はこれが気に入らないようだが、前出のレーダー照射事件や、自衛隊旗である「旭日旗」への対応などを考えれば、4番目でも上等だ。

 同国メディアは、昨年版にあった「日韓は幅広い分野で防衛協力を進める」との記述が削除されたことも批判するが、これは「分量の関係」(防衛省担当者)という。

 韓国側の過剰な反応をどうみるか。

 朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏は「韓国側は、日韓関係を一方的に冷やしているのに、謝罪もせず、耳も貸さない。河野氏は、防衛白書の記述によって『韓国との信頼関係は薄い。責任は韓国側にある』と伝えたかったのではないか。今回の反応を見る限り、『韓国はクレーマー国家』という国際社会の悪評は払拭できないだろう」と語っている。

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