総裁選所見発表詳報(5)菅氏「最優先課題は新型コロナウイルス対策だ」

 こうした中で、陣頭指揮を執ってこられた安倍総理が道半ばで退かれることになり、総理の無念な思いを推察をいたすものであります。しかし国難にあたって政治の空白は決して許されず、一刻の猶予もありません。全ての国民の皆さんが安心できる生活を一日も早く取り戻すことができるために、一人の政治家として、安倍政権を支えてきた者の一人として、何をなすべきか熟慮してまいりました。

 そして私は自民党総裁選に立候補する決意を固めたのであります。安倍総理が進めてきた取り組みをしっかり継承し、さらに前に進めたいと思っております。

 今取り組むべき最優先の課題は、新型コロナウイルス対策であります。何としても欧米諸国のような爆発的な感染拡大は阻止をします。そして国民の命と健康を守ります。その上で、社会経済活動の両立を図ってまいりたいと思います。

 そのためにも、年初以来の新型コロナウイルス対策の経験を生かし、メリハリの利いた感染対策を行い、検査体制を拡充し、必要な医療体制を確保してまいります。来年の前半までに全ての国民の皆さまにワクチンが行き渡ることができるよう、その確保を目指してまいります。

 同時に、依然厳しい経済環境の中で、雇用を守り、事業を継続、続けることがまさに最優先であると考えます。最大200万円の持続化給付金、公庫や銀行による最大4000万円までの無利子無担保の融資、こうした経済対策を迅速に必要な方にお届けをしたいと思っております。

 さらに「Go Toキャンペーン」などを通じ、感染対策をしっかり講じることを前提に、観光などダメージを受けた多くの方々を支援していく考え方であります。今後も躊躇(ちゅうちょ)なく対策を講じてまいります。

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