菅氏、地方票も圧勝目指す 石破、岸田両氏は大敗回避に全力

 8日告示された自民党総裁選で、出馬した3氏には総裁の座を争う以外に、それぞれの勝敗ラインがある。党内5派の支援を受ける菅義偉官房長官は国会議員票(394票)で優位に立つが、今後の政権運営を安定させるには、地方票(141票)も他を圧倒できるかが焦点となる。石破茂元幹事長と岸田文雄政調会長は、大敗すれば次の総裁選への挑戦権も危うくなりかねず、2位に滑り込むことが最低条件となる。

 菅氏は最大派閥の細田派(清和政策研究会、98人)や第2派閥の麻生派(志公会、54人)など5派と無派閥約30人の支援を取りつけ、党所属国会議員の7割超を固めた。

 その上で注目されるのが、47都道府県連が3票ずつ持つ地方票の行方だ。今回は党員・党友投票が見送られたが、多くの組織で予備選を行い、得票数に応じてドント方式や1位総取り方式で投票先を決める。

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