自民・山口選対委員長「いつ解散でも現有議席死守」

 自民党の山口泰明選対委員長が産経新聞のインタビューに応じ、次期衆院選や菅義偉(すが・よしひで)首相(党総裁)について語った。

 --国政、地方選挙の責任者で地方組織との窓口の役割も担う

 「衆院議員の任期(来年10月21日満了)を考えると、私が選対委員長の間に衆院解散・総選挙が間違いなくある。やりがいと責任を感じている。党組織運動本部長時代に都道府県連の幹部と親しく接した経験が役に立ちそうだ。安倍晋三前首相からは『泰明ちゃんにぴったり(な仕事)だね』と言われた」

 --解散時期が焦点に

 「解散は首相の専権事項。いつあっても応えられるように準備をしておくことが大切だ。やるからには勝たなければいけないのが選挙だ。現有議席(283)は死守したい」

 --どのような準備が必要か

 「次の衆院選を考えると、党内の候補者が競合しているため調整が必要な選挙区が新潟、徳島、高知などに10ほどある。今週からそういった地域を回って実情を調査したい。選挙対策で最も厳しいのは日本維新の会が強い大阪の各選挙区だろう。大阪選出の自民党議員に対しては『維新のせいにするな。維新とどう戦うかプラス思考で考えろ』と伝えている」

 「報道各社の世論調査で菅内閣の支持率は高く出ているが、その傾向が続くとはかぎらない。地に足がついた戦いをするためにもつぶさに現状をみたい」

 --首相と親しい

 「初当選が同じ平成8年で、首相からは今でも『山ちゃん』と呼ばれている。首相はとにかく口が堅くて信念がある。まさに『意志あれば道あり』だ。安倍氏が体調を崩していた8月半ばに『いざとなったときはあんたしかいないよ』と伝えた際、肯定も否定もしなかったが、長い付き合いだからなんとなく(思いが)分かった」

 --安倍氏や麻生太郎副総理兼財務相らとも近い

 「遠慮なく意見が言えるので、皆さんとよく相談していきたい。先日、安倍氏の自宅にお邪魔して30分ほど話してきた。とても元気そうだったので、『菅首相よりも5歳以上若いのだから、いつか3回目の首相をやったらどうですか?』と聞いてみた。安倍氏はただ笑うだけだったけれど、昭恵夫人は『う~ん』と困った様子だった(笑)」

(大橋拓史)

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