公定法の大腸菌群検査が最短8時間で実現

 株式会社協和医療器
少量のガスでも浮上するダーラム管と大腸菌群の自動検出装置(特許取得済)

 株式会社協和医療器(青森県八戸市、代表取締役社長 野里稗苗)は、「少量のガスで浮上するダーラム管(PSダーラム管)」、世界初の大腸菌群の自動検出装置「バイオプティ」を開発、レンタルを開始いたしました。

 ■開発の背景
大手食品製造会社では、近年の衛生意識の高まりにより、精度の高い検査体制の構築、生産性の向上、作業の効率化、人的資源の確保、経費の抑制など、様々な課題に向き合いながら、安心・安全な食品を提供するために、出荷の前段階で様々な検査を行っています。

 その内、公定法で定められた大腸菌、大腸菌群の検査の推定試験では、ガラス製ダーラム管が用いられ、ガス産生の有無を目視判定しています。このガラス製ダーラム管は安価に製造することが難しく、多くの企業では洗浄して再利用することで検査コストを抑えています。また、ガラス製ダーラム管は牛乳などの濁った検体の場合、目視判定することが難しく、誤判定に繋がるリスクを含んでいます。さらに、目視判定のためには、24時間を要せざるを得ない現状にあります。

 協和医療器では、こうした課題を解決して食の安全精度を向上し、製造現場の効率化を実現するため、「浮上するダーラム管(PSダーラム管)」と「大腸菌群の自動検出装置 バイオプティ」を開発し、特許を取得いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/19179/8/resize/d19179-8-916277-0.jpg ]

 ■ガス発生を見逃すリスクがない「浮上するダラーム管(PSダーラム管)」

 一般的なガラス製ダーラム管は比重が2.5と重く、ガスが溜まっても浮き上がらないことがありますが、PSダーラム管はポリスチレン製で比重が1.06と軽く、さらにダーラム管の切り口に凹凸が加えられたことで、少量のガスでも浮き上がり判定が容易になりました。こちらは試験管に液体培地とダーラム管が封入された滅菌済みのディスポタイプであり、従来のように培地を準備したり、試験管を洗浄して再利用する手間も削減され、検査の精度と効率を向上させることが可能です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/19179/8/resize/d19179-8-167513-1.jpg ]

 ■公定法を原理とし、大腸菌群を最短8時間で自動検出する「バイオプティ」
バイオプティは世界初の大腸菌群の自動検出装置です。PSダーラム管の浮上をセンサーが検知するため、陽性(ガスの発生)を見落とすリスク(ヒューマンエラー)がありません。培地に濁りが発生した場合も早期に検知します。さらに乳糖を分解してガスが発生しない場合は、試験管内の濁度によっても検知が可能です。検査結果はPC画面で確認できることに加え、記録も保存されて携帯にアラーム通知を行えます。牛乳や生クリームなどの濁った検体でも、最短8時間でスクリーニング判定が可能です。濁度とダーラム管浮上、2つの指標での最終判定でも、約15時間以内に終了するので、検査時間も大幅に短縮することが可能です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/19179/8/resize/d19179-8-916277-0.jpg ]

 ・大腸菌の汚染があった場合(10cfuの場合)

 [画像4: https://prtimes.jp/i/19179/8/resize/d19179-8-443638-2.jpg ]

 ・大腸菌の汚染がなかった場合

 [画像5: https://prtimes.jp/i/19179/8/resize/d19179-8-593123-3.jpg ]

 ・検査結果はパソコン画面上で確認できて、警報メールも携帯電話に送信が可能。
[画像6: https://prtimes.jp/i/19179/8/resize/d19179-8-131238-4.jpg ]

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