徳島県三好市:日本初!地域資源を有効活用、ラフティング企業研修“ラフトレ”を開発

三好市

 徳島県三好市では、池田ダム湖(イケダ湖)が、風の影響を受けづらい地形の影響で、ウォータースポーツにとって最適な静水面を安定的に確保できることから2018年にウェイクボード世界選手権大会の開催地に選ばれました。

 三好市では、ラフティングを静水面で行うことで企業がチームビルディングに活用できる“ラフトレ”という商品を、情熱大陸でも紹介された、元ラフティング世界チャンピオンの阿部雅代氏(一般社団法人 三好ラフティングチーム)とJTB徳島支店が2年間かけて開発しました。

 2019年11月30日(土)12月1日(日)の2日間、三好市主催によるラフティングによる企業研修のモニターツアーが行われ3社16名の企業が参加しました。

 流水の影響を受けない静水ラフティングでは、チーム力がボートコントロールにダイレクトに影響すること、舵取りがおらず4~8名のラフター(漕者)が状況に応じて推進、舵取りの役割を果たすことでチーム力を発揮し、目標達成へと結びつくことから、チームビルディングに非常に適しています。また、実際に流水でおこなわれるラフティング競技であっても、アスリートはスラローム競技の練習を静水面で行っており、静水ラフティングを重要視しています。

 さらに、この研修プログラムは「参加して楽しい」ことは折り紙付きで、単にラフティングボートを操作して楽しむだけではなく、チームビルディングが養われる過程、チームが成功へ進む過程を、チームでボートを操船しタイムを競うことで、短時間で体感できる設計となっています。

 講師によるワークショップや振り返りなどを通じて、社員間の垣根を超えたコミュニケーションを促し、気づきや学びを日常の組織づくりに生かすことを目的としています。

【企業研修モニターツアーの概要】

 ~11月30日(土)~

 ライフジャッケトの装着やパドルのこぎ方の説明

 実際ボートに乗り練習

 2日目に行うスラロームの為のボートのフォーメーション、役割、コースのルート、作戦会議

 練習終えてホテルに戻り、今日の反省・ミーティング

 ~12月1日(日)~

 スラローム練習

 ラフティング

 ほとんどの参加者がラフティング初挑戦でしたが、会社のメンバーで乗船し、みんなでどのように作業分担し、どのように協力すれば上手くラフトボートの操船が出来るかをみんなで話し合いながら、2日目のスラロームタイムレースにチャレンジしました。

 初日の反省や作戦会議によりチーム内での会話も増え掛け声を掛け合うなど、2日目はどのチームも30秒以上タイムを短縮するなど喜びをわかち合っていました。

 モニターツアー最後のラフティングでは、最初には無かったチームでの一体感が生まれていました。

 終了後の「ふりかえり」の意見交換会では、『チームでの声掛けの大切さ、ゴールが一緒でも座る位置で見える景色が違う、団結力が高まった、意見を遠慮せず言い合う事が大切、みんなで同じ目標に向かうことが楽しかった、みんなで揃えることも大切だが役割を持つことも大切』などの貴重な意見もあり、各々が「またやりたい」などの意見が多く集まりました。

 参加された企業の担当者からは、『これまでの新人研修、社員研修では座学が中心であり、その一部に体を動かしてコミュニケーションを深めるまたは達成感を得るプログラムは1日あったものの、登山やマラソン、お遍路ウォークなどありきたりのものが多く、新たなプログラムを探し求めていました。コミュニケーションを強化し、チームビルディングが体感できて、万人が参加でき、また楽しいという、より効果的なプログラムがどのようなものかを、実際に試してみたかった』との意見を頂戴しました。

 三好市ではラフティング企業研修“ラフトレ”の商標登録を行い、2020年より地方創生の施策としてメニュー化し、共同開発した(株)JTBが企業研修メニューとして販売してまいります。

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