報徳学園、打つわ打つわ勇退永田監督の心も打った!永山5安打けん引 センバツ

 「効率よく点を取ってくれました。最高ですね。選手たちがよくがんばってくれました」

 爆勝発進の立役者は、2番の永山だった。一回一死で右前打を放つと、次打者・片岡(3年)の1球目にすかさず盗塁成功。その片岡の中前適時打で、先制ホームを踏んだ。三回の1イニング2安打を含め、自身初の1試合5安打を記録し、「すごくうれしい。気持ちいい試合ができました」と、お立ち台で笑顔を弾けさせた。

 チーム打撃を徹底する指揮官は、1番の小園(2年)と中軸への「つなぎ役」を2番に求めた。永山は昨秋のベンチ入り以降、フライアウトが多くエンドランもなかなか決められなかったが、サインを出し続け辛抱強く2番で起用。そんな教え子の5安打に、驚きを隠せなかった。

 「びっくりしました。よく打つなぁ。(2009年に1試合最多記録6安打を放った同校OBの)平本を思い出しました」

 報徳学園の春30勝目、兵庫県勢の春夏通算300勝目の節目にもなった1勝。永山は「1回でも長く(監督と)野球をできるように頑張りたい」とナイン全員の思いを代弁した。15年ぶり3度目の選抜Vで、指揮官の花道を飾る。 (森川怜奈)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ

    どう思う?

    「どう思う?」一覧