まさかの変化に怒号、照ノ富士、単独首位に 千秋楽の稀勢戦「全力でやるだけ」

 まさかの注文相撲だった。照ノ富士は立ち合いで一度突っかけ、成立したのは2度目。「気持ちが燃えちゃった。一度決めたら迷ったらあかん」。跳ぶように右へ動きながらはたき込み。館内は「取り直せ」などの怒号で騒然となった。

 ついに25歳の大関が単独首位に立った。支度部屋へ戻り、優勝を争う稀勢の里の一番をテレビで食い入るように見つめた。およそ2年ぶり2度目の優勝に王手を懸けても「しっかりやるだけ」と厳しい表情をのぞかせた。

 千秋楽は想像と違う形で迎えることになった。相手の新横綱は手負い。「自分も(膝を)けがして、ちょっとずつよくなっている。(稀勢の里も)よくなってほしい」とおもんぱかりつつ、「全力でやる」と大一番へ集中力を高めた。(大宮健司)

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