逆転Vの稀勢の里、優勝決定戦は「自分の力以上のものが最後は出た」 「何か見えない力をとても感じた15日間」

 大相撲春場所千秋楽(26日、エディオンアリーナ大阪)13日目に左肩周囲を負傷し、けがを押して強行出場した新横綱稀勢の里(30)が優勝決定戦で大関照ノ富士(25)を小手投げで下し、13勝2敗で2場所連続2度目の優勝を飾った。本割の取組で照ノ富士を突き落とし、13勝2敗で並び、優勝決定戦に持ち込んだ。新横綱での優勝は平成7年初場所の貴乃花以来、22年ぶりの快挙となった。照ノ富士は関脇時代の平成27年夏場所以来、11場所ぶり2度目の優勝はならなかった。

 12勝3敗の関脇高安(27)が3度目の殊勲賞、11勝4敗の平幕貴景勝(20)が初の三賞となる敢闘賞を獲得した。技能賞は6場所ぶりに該当者がいなかった。

 --いまの心境は

 「この応援と支えてくれた人のおかげです」

 --君が代の最中に涙がこぼれた

 「泣かないと決めていたけど…すみません」

 --初優勝とは違った喜びでは

 「苦しかったぶん、うれしいですね」

 --どんな気持ちで相撲を取った

 「気持ちだけぶつけようと思って、土俵に上がった」

 --優勝決定戦は

 「自分の力以上のものが最後は出た。あきらめないで最後まで力を出してよかった」

 --けがの状態は

 「いまはしっかり治して、また5月場所に元気な姿を見せられるようにあしたからしっかり治療に専念していきたい」

 --新横綱での15日間は

 「いままでの相撲人生15年間とはまったく違う場所だった。横綱土俵入りも初めてやって、いまは疲れたというのが一番。何か見えない力をとても感じた15日間」

 --2場所連続優勝

 「きょうの千秋楽は見えない力が出たので、確信とはいかないけど、また確信に変えるように一生懸命稽古して、みなさまにいい姿をみせることだけ考えて稽古していきたい」

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