北の富士氏、稀勢の逆転Vは「予想つかなかったね、こういう結末は」 舞の海氏「この10年でこれぐらいの大歓声は初めて」

 大相撲春場所千秋楽(26日、エディオンアリーナ大阪)13日目に左肩周囲を負傷し、けがを押して強行出場した新横綱稀勢の里(30)が優勝決定戦で大関照ノ富士(25)を小手投げで下し、13勝2敗で2場所連続2度目の優勝を飾った。本割の取組で照ノ富士を突き落とし、13勝2敗で並び、優勝決定戦に持ち込んだ。新横綱での優勝は平成7年初場所の貴乃花以来、22年ぶりの快挙となった。照ノ富士は関脇時代の平成27年夏場所以来、11場所ぶり2度目の優勝はならなかった。

 12勝3敗の関脇高安(27)が3度目の殊勲賞、11勝4敗の平幕貴景勝(20)が初の三賞となる敢闘賞を獲得した。技能賞は6場所ぶりに該当者がいなかった。

 NHKの大相撲中継で解説を務めた元横綱北の富士勝昭氏(74)は稀勢の里の逆転優勝について、「土俵際が強いよね。2番見られるとは思わなかったし、まして逆転優勝なんて考えてもいなかった。照ノ富士は2番とも勝ちを焦ったね。本当に二転三転、予想つかなかったね、こういう結末は」と絶賛した。

 また元小結舞の海秀平氏(49)は本割の取組後、「勝った瞬間の大歓声、この10年でこれぐらいの大歓声は初めて」と興奮状態。優勝決定戦後には「本当に信じられないことが起こるもんですね。当たって砕けろという精神ではなく、ここまできたら勝ちにいくぞという気持ちが強かった」と驚いていた。

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