稀勢の里、大逆転V「自分の力以上、最後に出た」 貴乃花以来、22年ぶり新横綱優勝

 大相撲春場所千秋楽は26日、大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で行われ、新横綱の稀勢の里(30)=本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が13勝2敗の成績で逆転優勝し、2場所連続2度目の制覇を果たした。新横綱の優勝は平成7年初場所の貴乃花以来、22年ぶり8人目。

 13日目の日馬富士戦で肩付近を痛めた稀勢の里は、この日も左肩にテーピングをして出場。本割では、1敗で単独トップだった大関照ノ富士に追い込まれながらも、土俵際での突き落としで破った。

 優勝決定戦では小手投げで照ノ富士を下し、劇的な逆転優勝を成し遂げた。直接対決で本割、決定戦を2連勝して逆転優勝するのは平成14年初場所の栃東以来。

 日本出身として19年ぶりの新横綱として注目を集めてきた稀勢の里は入門から15年間で休場は1度だけ。不屈の精神で新横綱で迎えた春場所を最後まで全うし、優勝で花を添えた。

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 ■稀勢の里「何とも言えない。(優勝決定戦は)自分の力以上のものが最後に出た。集中してやることだけを考えた。気持ちを強く持ってやった。本当に支えてくれた人のおかげです」

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