貴の伝説V再現!新横綱・稀勢の奇跡Vに列島が感動した 春場所

 大相撲春場所千秋楽(26日、エディオンアリーナ大阪、観衆=7378)奇跡の逆転優勝! 2敗だった横綱稀勢の里(30)が、1敗で単独首位にいた大関照ノ富士(25)を本割と優勝決定戦で続けて破り、劇的な逆転。2場所連続2度目の制覇を果たした。新横綱の優勝は平成7年初場所の貴乃花以来、22年ぶり8人目。13日目に左肩付近を負傷しながらも強行出場し、痛みに打ち勝って賜杯を抱いた。

 二度とできまい。できるはずもない。身を削り、文字通り血も流した。敢然と敵前逃亡を拒絶した新横綱が、人力を超えた「神力」で賜杯をつかみ取った。

 「気持ちだけ強く持っていこうと。最後は自分の力以上のものが後押ししてくれたと思う」

 左肩から二の腕にかけて、戦闘能力を失った稀勢の里。状況次第では相撲人生を断たれる不安も否定できないけが。それでも、可能性にかけてこの2日間、土俵に立った。13日目。日馬富士に寄り倒された際に左肩、胸前部にかけて激痛を訴え、救急車で緊急搬送された。本人の強い意思で、翌日からテーピングを施し、土俵へ立ったが、この日の朝稽古では左上腕二頭筋付近は皮下出血で赤黒く染まっていた。

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