奇跡の逆転∨だけじゃない!稀勢の新鉄人伝説 入院中に白鵬から金星…大量鼻血にも涼しい顔

 「今後語り継がれる逆転優勝だ」

 大相撲春場所で左肩付近に大けがを負いながら横綱稀勢の里(30)が果たした奇跡の逆転優勝を、八角理事長(元横綱北勝海)はそう評した。

 そもそも初日の6日前、稽古中に左目の上に裂傷を負い11針も縫ったのに「ケガのうちに入らない」ときっぱり。患部に絆創膏を貼って平然と出場していたことも尋常ではない。稀勢の里は、まだまだ常人にはありえない伝説を数多く隠し持っている。

 そのひとつが、平幕時代の2008年秋場所。『腸捻転』を患い5日目まで入院先の病院から両国国技館に通い、その5日目に横綱白鵬を破り金星を奪ったこと。このエピソードも、我慢強い本人ではなく、人生の師匠として薫陶をうけた先代師匠(元横綱隆の里=故人)が明かした。

 14年の名古屋場所3日目には、エジプト人力士の大砂嵐からかちあげを受けて大量の鼻血を出したが、「かちあげが入りました。鼻? そんなもんないよ。日本人だから」と涼しい顔。彫りの深い大砂嵐に比べれば、典型的な日本人顔の自分の鼻などあってなきがごとしとジョークに紛らせたワケだ。

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