「ゾーンに入った」 首位発進の堀琴音、9ホールの大会最少記録も更新 フジサンケイL

 堀琴が圧巻のスタートダッシュをかけた。ボールが1回転してカップに吸い込まれた1番で流れをつかむと、怒涛(どとう)の5連続バーディー。「過去最高は3連続」だったが、7、8番もバーディーを奪い、難コース・川奈の前半9ホールを「29」と攻略した。

 2014年大会の最終日に比嘉真美子が出した大会記録を1打更新。「よく聞く『ゾーンに入る』って、こういうことなんだなと思った。すごい自信になった」とうなずいた。後半は2バーディー、2ボギーにまとめ、堂々の首位発進を果たした。

 プロ3年目の昨季、賞金ランキングを11位に上げた有望株。ただ、ここ一番で勝てない。首位で最終日を迎えた昨年の日本女子オープン選手権ではアマチュアの畑岡奈紗に終盤、逆転を許して2位に終わった。悔しさをバネに飛躍を誓った今季も出場6戦で予選落ちが3度と苦戦。そこで「気分転換に」というコーチの助言を入れ、愛称「こっちゃん」の文字が彫られたアイアンを昨季使っていた同型に交換。一つのきっかけでプレーを上向かせた。

 5番でスコアボードを見るまで、連続バーディーの自覚すらなかったという。2日目も「無心」の境地を維持できるか。「きょうみたいなゴルフができれば一番いいが、すごいピンチが来るかもしれない。攻める気持ちでいきたい」。21歳はすでに対処法をつかんだように映る。(奥村信哉)

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