稀勢の里、東の正横綱「ますますやる気に」 夏場所出場へ前向き

 日本相撲協会は1日、夏場所(14日初日、両国国技館)の新番付を発表し、3連覇を狙う横綱2場所目の稀勢の里(30)が初めて東の正位に座った。番付の最上位に国内出身横綱が就くのは、平成13年名古屋場所の貴乃花以来16年ぶり。東京・江戸川区の田子ノ浦部屋で会見に臨んだ稀勢の里は「番付発表がくると、いよいよという気持ちになる。(東の正位には)ますますやる気、そういう気持ちになる」。

 稀勢の里は新横綱場所だった3月の春場所13日目に左上腕部などを負傷しながら強行出場。千秋楽に劇的な逆転優勝を飾り、1月の初場所の初優勝に続き2場所連続優勝を果たした。夏場所を制し、初優勝から3連覇となれば昭和11、12年(夏、春、夏)にかけて達成した不世出の大横綱双葉山以来80年ぶりとなる快挙もかかる。

 だが、提出された診断書によれば「左大胸筋損傷、左上腕二頭筋損傷で約1カ月の療養は必要」とされ、4月の春巡業を全休した。稀勢の里は「巡業を休んでお客さんや応援してくれた方々には申し訳なかった。そのぶん夏場所でいい姿をみせたい。(出場する)気持ちで調整していく」と出場に前向きな意向を示した。一方で「何があるかわからない」とも口にし、出場への明言はさけた。

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