稀勢の里、横審稽古総見の参加見合わせの可能性「様子をみて」

 大相撲の横綱稀勢の里(30)が3日、夏場所(14日初日、両国国技館)へ向けて東京・両国国技館で行われる東京場所前恒例の横綱審議委員会(横審)による稽古総見(一般公開)の参加を見合わせる可能性が急浮上した。夏場所では3場所連続優勝がかかる横綱は2日、東京・江戸川区の田子ノ浦部屋で3月の春場所千秋楽以来となる相撲を取った。

 初日まで約2週間の調整の進展が、夏場所出場可否の判断となる。漫然と姿をみせるだけでは横綱の責任を果たしたことにはならない、という判断もあるのだろう。夏場所出場へ意欲をにじませる稀勢の里が、横審の稽古総見を欠席する可能性が出てきた。

 師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は「まだ本調子ではない。総見にいって何もできなかったら…。(元気そうに見えても)周りで見る目とは全然違うから」と、慎重な姿勢をみせた。

 稀勢の里は新横綱場所だった3月の春場所13日目に左上腕部などを負傷しながら強行出場。千秋楽に劇的な逆転で賜杯を抱き、1月の初場所の初優勝に続き2場所連続優勝を飾った。提出された診断書では「左大胸筋損傷、左上腕二頭筋損傷で約1カ月の療養は必要」とされ、4月の春巡業は全休した。

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