稀勢の里、十両力士を病院送りも…北の富士氏「休むも出るも地獄」

 大相撲夏場所(14日初日、両国国技館)へ出場意欲をみせる横綱稀勢の里(30)は8日、この日から始まった所属する二所ノ関一門の連合稽古に参加。千葉・船橋市の二所ノ関部屋を訪れた。3日連続の出稽古で関取衆との稽古を消化した。途中、相手が激しい首の痛みを訴え、大事を取って病院へ向かう場面も。夏場所では3場所連続優勝を狙う横綱が初日まで1週間を切り、ピッチを上げる。

 衝撃、重さ、圧力。横綱の三位一体の力感が、相手に異変を生じさせた。稀勢の里が三番稽古(同じ相手と何度も取る)の相手に指名した十両琴恵光(25)との8番目。左から巻き落とした際、琴恵光が表情をゆがめ「首が痛い。これ以上は取れません」と訴えたのだ。見守っていた師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)も稽古を中座し、大事を取って病院へ向かったほどだった。

 稀勢の里が関取衆との稽古を再開して3日目。いずれも3月の春場所終盤で負傷した左上腕部、左大胸筋の部位には厚いテーピングを施しているものの、立ち合いではその左胸で受け止め、土俵際で「力を抜くな!」と声をかけた。琴恵光とは8戦全勝。その後を受けた幕内豪風(37)とは6勝2敗だった。

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