稀勢の里、出場宣言!伸び盛り正代と連続15番全勝「いい感じでいける」

 大相撲夏場所(14日初日、両国国技館)横綱稀勢の里(30)が10日、夏場所へ向け事実上の出場宣言をした。東京・墨田区の時津風部屋へ出稽古を行い、幕内正代(25)との連続15番の三番稽古(同じ相手と何度も取る)で全勝。本場所で闘える肉体に仕上がったことに自信を示した。3月の春場所終盤に左上腕部、左大胸筋を負傷。関取衆との相撲を取り始めて5日目だが、横綱として初お目見えとなる東京場所に間に合った。

 判断を模索する動きではない。勝負を念頭に置いた三番稽古だ。関脇を務めたこともある伸び盛りの正代を押して、寄って投げ捨てる。連続15番を取って全勝。稀勢の里が充実の汗を滴らせた。

 「だいぶ仕上がった。自分の中では、十分にいい仕上がりになった。(本場所に)いい感じでいける」

 横綱2場所目。初めての東京開催とあって、これまでも夏場所出場への意欲を口にしてきたが、ここにきて希望が確信に変わったようだ。

 3月の春場所13日目に左上腕部、左大胸筋を負傷しながら残る2日間を強行出場。千秋楽に劇的な逆転で賜杯を抱いた。診断書では「左大胸筋損傷、左上腕二頭筋損傷で約1カ月の療養は必要」とされ、4月の春巡業を全休。この間下半身のトレーニングは継続していたが、相撲を取り始めたのは今月2日から。部屋の三段目力士が相手だった。

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