休場なら宙に浮く莫大“稀勢マネー”狂騒 総額約3720万円「個人指定懸賞」消滅、“プラチナチケット”暴落必至

 左上腕、左胸などを痛めながら強行出場に踏み切った横綱稀勢の里(30)=田子ノ浦=は15日の大相撲夏場所(東京・両国国技館)2日目、東前頭2枚目の隠岐の海(31)=八角=を寄り切り初白星を挙げた。初日はいいところなく完敗し、連敗となれば早速休場が現実味を帯びるところだった。とはいえ先は長く、平幕に勝ったからといって休場危機を完全に払拭できたわけでもない。今場所の目玉が休場に追い込まれた場合、宙に浮く“稀勢マネー”は莫大。なんとか15日間まっとうをと、祈るような思いでいるのは本人だけではない。

 初日は痛めている左腕を使えず、いいところなく敗れたが、2日目は違った。

 隠岐の海に浅いもろ差しを許したものの、慌てることなく左おっつけから巻き替えて左差し。そのまま寄り切った。

 「いつも通り。問題ないです」と待望の白星にも淡々。取組前に控えで座っているとき、2番前で取った体重187キロの照ノ富士が押し出され土俵から落ちてきて、負傷している左腕付近を直撃。痛みに顔をしかめたが、報道陣からそのことについて聞かれると「いいんじゃない、気が紛れて」と冗談めかし、一瞬頬を緩めた。

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