稀勢の里、がっぽり5勝!最多懸賞61本も「とくにない」 夏場所

 大相撲夏場所7日目(20日、両国国技館、観衆=1万816)左上腕部、左大胸筋に負傷を抱えながら3連覇を狙う横綱稀勢の里(30)は、小結御嶽海(24)を寄り切り、3連勝で5勝目を挙げた。横綱白鵬(32)は平幕大栄翔(23)を寄り切り、横綱日馬富士(33)は小結嘉風(35)を押し出し、ともに7戦全勝。大関とりの関脇高安(27)は連敗を免れ、6勝目を挙げた。首位の2横綱を高安が1敗で追う。

 力士の所作が、まるでみえない。呼出が1回15本の懸賞旗を持って土俵を回ること4周。横綱2場所目の稀勢の里にとって、東京場所で迎える初めての週末。結び前の一番には「61本」(手取り=183万円)の懸賞がついた(東京開催限定で観客が投票で選ぶ「森永賞」1本を含む)。

 左上腕部、左大胸筋の負傷を抱える横綱の左差しを阻止しようと、御嶽海が右からおっつけながら前まわしを取った。その瞬間、稀勢の里は左手を伸ばしてまわしを切る。相手の寄りを残しながら、左下手を引きつけると胸を合わせて寄り切った。「(右から)だいぶ厳しく攻めてきたから。いいんじゃない」。左腕を巧みに使い、慎重に出方をうかがった54秒8。この日、幕内最長の相撲だった。

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