綱取りへまさか兄弟子が…高安に立ち塞がる稀勢の里の高い壁

 関脇高安(27)=田子ノ浦部屋=の大関昇進が5月31日に正式に決まり、伝達式では「大関の名に恥じぬよう、正々堂々精進します」と口上。そんな緊張感いっぱいの新大関と対照的に、終始ニコニコだったのが兄弟子の横綱稀勢の里(30)だ。

 弟弟子の大関昇進がよほどうれしかったようで、自身が横綱に昇進したときや、優勝した際にも見せなかった満面の笑みを連発した。

 高安は「稀勢の里関が横綱に上がって刺激を受けた。自分もやってやろうと思いました。今までは番数を取っても全然及ばなかったが、少しずつ通じるようになって、すごく自信もつきました」と感謝した。

 ふたりは茨城出身で、中学まで野球をやっていたという共通点もある。高安に稀勢の里が稽古場で胸を出し鍛えてきた。

 稀勢の里は「今年に入って稽古で、体全身で下から突き上げる力を肌で感じていた。これは“あるんじゃないか”と感じていた。今場所はかなり安心して見ていたが、期待に応えてくれた。(自分の)休場中も、高安の相撲だけはしっかり見ていた」と明かす。

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