稀勢の里、常陸山生誕の地へ 土俵入りに3800人熱狂 太刀持ちに高安関

 大相撲の横綱、稀勢の里関(30)=田子ノ浦部屋、茨城県牛久市出身=が11日、水戸市を訪れ、風格のある姿で「角聖」と呼ばれた名横綱、常陸山の生誕の地で奉納土俵入りを披露した。弟弟子で新大関の高安関(27)=同、同県土浦市出身=も太刀持ちとして参加。注目の郷土力士2人そろっての凱旋に、約3800人のファンが熱狂した。

 会場となったのは水戸市城東の「常陸山生誕の地」石碑前。稀勢の里関と太刀持ちの高安関、露払いの松鳳山関が登場すると、盛大な拍手が送られた。稀勢の里関はせり上がりで左手を脇腹に当てる雲竜型を披露。力強い四股に合わせて観客らから「よいしょー」の声が上がった。

 土俵入り後、稀勢の里関は記者団に対し、「地元の応援は熱いものがあり、後押しされる。常陸山に一歩でも近づけるように頑張りたい」と話した。高安関は「太刀持ちは最後かもしれないと意識してやった。いい経験になった」と振り返り、「今の地位を自覚して堂々と取り組みたい」と来場所への意気込みを語った。

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