高安が大関1勝!兄弟子・稀勢と“仲良く”初日 名古屋場所

 大相撲名古屋場所2日目(10日、愛知県体育館、観衆=7580)新大関の高安(27)が平幕勢(30)を寄り切って初勝利を収めた。横綱白鵬(32)が平幕栃ノ心(29)を寄り切り、横綱鶴竜(31)は小結琴奨菊(33)を突き落とし、ともに2連勝。横綱日馬富士(33)は平幕正代(25)に押し出されて2連敗を喫した。正代は初の金星を獲得。大関豪栄道(31)は小結嘉風(35)に寄り切り、大関照ノ富士(25)は関脇玉鷲(32)に突き出しでそれぞれ敗れ、ともに2連敗となった。

 迷わず、前に出た。初日は“空振り”に終わった得意のかち上げも決まった。記念の大関初勝利。高安に空転となった初日の後遺症はなかった。

 「うまく中に入れた。昨日は中途半端だった。これから徐々にペースを上げていきたい」

 泥臭く自分のスタイルを貫いた。立ち合いで勢を圧倒し、その後も一気に前に出た。必死に回り込む相手に「しっかりついていくことだけを考えた」と体全体で飛び込むように押し込み、寄り切った。

 前日9日は自滅に近い黒星発進。その相撲を映像で確認したか、と問われると「敗因は分かっているから」と一夜で立ち直った。愚直なまでに前に…。トンネルの出口はすぐに見つかった。八角理事長(元横綱北勝海)は「考えすぎて立ち合いが鈍くなるのが一番駄目。きょうは圧倒していた」と本来の姿を取り戻した新大関に及第点をつけた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ