稀勢3敗…左足首負傷で病院直行、2場所連続休場も 名古屋場所

 大相撲名古屋場所5日目(13日、愛知県体育館、観衆=7580)休場明けの横綱稀勢の里(31)が、平幕勢(30)の小手投げに敗れた際に左足首を痛め、打ち出し後に病院へ直行した。診察の結果、骨には異常はなかったものの患部に腫れがみられるという。6日目の出場可否は14日朝に判断する。これまで負け知らずの15連勝中だった相手に初めて黒星を喫し、序盤で2勝3敗。厳しい状況に追い込まれ、2場所連続休場の危機に直面する。全勝は白鵬(32)と平幕碧山(31)の2人。

 立ち上がろうとする瞬間から、異変が起きた。土俵下へ落下した稀勢の里が、左目をつぶって表情をゆがめる。土俵へ戻ったときの表情は平静を装ったが、観客の視界から消えた花道奥では、立ち止まって左足を引きずり始めた。

 緊急事態だ。横綱が風呂へ入っている間、付け人がまげを結う東の支度部屋へ戻ってきた。いつもは正位の白鵬のすぐ横に置く明け荷の場所で結い直すが、床山らが支度部屋の出入り口まで移動。20メートル弱の距離だが、稀勢の里の歩行を少しでも短くさせようとする、緊迫の配慮がなされたのだ。

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