44歳・片山健在!今季初勝利に「一番大変だった」

 ISPSハンダマッチプレー選手権最終日(10日、千葉・浜野GC=7217ヤード、パー72)日本ツアーでは14年ぶりのマッチプレー形式の大会。片山晋呉(44)=イーグルポイントGC=が3アンド2で、H・W・リュー(36)=韓国=を下し、単独5位となるツアー通算31勝目を挙げた。1973年以降ツアーにおけるマッチプレー形式の大会では、最年長優勝。3位決定戦では高山忠洋(39)=スターツ=が、趙炳旻(28)=韓国=を4アンド3で制した。

 太陽が照りつける中、片山が一騎打ちの頂点に立った。倉本昌弘(62)=フリー=を抜く史上単独5位の通算31勝目を挙げ、日焼けした顔から白い歯がこぼれた。

 「これまでの優勝の中で一番大変だった。44歳という年齢的な面でも、最も優勝確率が低いと思っていただけに最高」

 2アップで迎えた16番(パー5)では、残り209ヤードから5UTで放った第2打をピン右1・5メートルへ。ウイニングパットを沈めると、その場に座り込みガッツポーズを繰り返した。

 3日前の4回戦では決着がつかず27ホールをプレー。今大会は計129ホールを戦い抜いた。これで5季連続勝利。通算32勝の尾崎直道(61)=フリー=にあと1勝と迫った。「今は目の前の優勝争いをいかに大事にするか。伸びしろはある」。優勝賞金5000万円の“千両箱”を手にまだまだ元気な44歳。ツアーの主役を譲るつもりはない。(阿部慎)

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