大谷翔平選手大リーグ挑戦 貫いた二刀流 監督と二人三脚で成長

 高度に分業が進んだプロ野球では異例の、投打による「二刀流」に挑戦してきた。当初は懐疑的な見方が強かった中で、日本ハムは大谷翔平選手を投手と打者の両方で一流選手に育て上げた。背景には栗山英樹監督と本人の強固な思いがあった。

 岩手・花巻東高3年生の時に大リーグ挑戦を表明しながら、日本ハムから「二刀流」での育成プランを示されて日本球界入りした。日本一に輝いた昨季、投打にわたる活躍でパ・リーグ最優秀選手(MVP)に選ばれた。だが、日本シリーズ中の走塁で右足首を痛め、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場断念につながった。

 「二刀流」のリスクが露呈した形となったが、大谷選手はWBCの辞退が決まった後の2月のキャンプ中に話したことがある。「打つことが投球につながることもある。投げることも打者で生きてくることがたくさんあると感じる。必ず僕は生きてくることはあると思う」。少年野球のころから投手と打者の両方で上手になりたいと願って練習してきた思いは23歳になった今も変わっていない。

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