横綱・日馬富士暴行 角界で繰り返されてきた暴力 2007年には死亡事件も

 角界では過去にも暴力行為が繰り返されて社会問題となり、その体質が問われてきた。

 最も大きな衝撃を与えたのは2007年6月に起こった時津風部屋での力士暴行死亡事件だ。斉藤俊さん=当時(17)、しこ名は時太山=が当時の時津風親方(元小結双津竜)からビール瓶で殴られたほか、兄弟子3人からも暴行された。翌日のぶつかり稽古の後、多発外傷性ショックのため死去した。

 暴行した4人は傷害致死容疑で逮捕され、元親方は実刑判決、兄弟子3人は執行猶予付きの有罪判決を受けた。10年には横綱朝青龍が、1月の初場所中に泥酔して知人男性に暴力をふるったとされる問題の責任を取るかたちで現役を引退。

 15年には宮城野部屋の熊ケ谷親方(元十両金親)がマネジャーの男性に対する傷害罪で起訴され、日本相撲協会から解雇処分を受けた。負の連鎖を断ち切れず、協会の再発防止策の実効性が疑問視される事態となっていた。

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