ノムさん節健在、大谷二刀流成功ならのメジャー威信失墜「もう“メジャメジャ”だ」

 【江尻良文の快説・怪説】

 日本時間12月23日までに特例として従来のポスティングシステムでメジャー球団移籍が決まることになった、二刀流の日本ハム・大谷翔平(23)。停滞している大物メジャーリーガーのFA移籍を加速するための特例大谷ルールなどと、お祭り騒ぎになっている。

 そんな中、毒舌を売りにするノムさんこと野村克也氏(82)が、拝聴に値する核心発言をしている。22日に都内で行われた巨人宮崎キャンプ60周年記念イベントのジャイアンツ対ホークスOB戦(来年2月10日)の記者会見に出席した際のノムさん節だ。

 「(大谷が二刀流を)できたとしたら、もうメジャーではない。メジャーは(以前は)雲の上の存在だったけど、身近になった」

 「(二刀流が)できたらもうメジャーでない。“メジャメジャ”(メチャメチャ?)だ」

 もし大谷の二刀流が通用するようなら、メジャーリーグの地盤沈下、実力低下を証明するようなものだという核心を突いた発言だ。昨季こそ投げては10勝4敗、打っては打率3割2分2厘、22本塁打をマークし、日本ハムが日本一になった原動力となりパ・リーグMVPを受賞した大谷だが、今季は故障に泣かされ良いところなしだった。

 メジャー球団の本音は、“投手・大谷”がほしいだけ。本人が二刀流にこだわるから、「メジャーリーグでも十分に通用する」とリップサービスしているのだろう。いざ入団すれば、本音が出てくるはずだ。

 万が一、大谷の二刀流が多少なりとも通用したら、野村氏の指摘するように、メジャーリーグのレベル低下が問題視されることになる。阪神で活躍したマートンが「日本プロ野球の本当の実力は4A。メジャーリーグと3Aの中間だろう」と本音を吐露したことがある。4Aの二刀流が活躍したら、メジャーリーグの威信が地に落ちる。(江尻良文)

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