星野仙一氏死去 「生まれ変わっても仙台で監督を」宮城県内からも悼む声

 「東北に夢を」とプロ野球東北楽天を日本一に率いた闘将、星野仙一さんの訃報に、チーム本拠地の県内は悲しみに包まれた。

 仙台市青葉区の野球居酒屋「一か八か」には楽天ファンが集まった。チームが日本一になった平成25年のシーズンの映像を流しながら、静かに献杯した。

 ユニフォーム姿で来店した宮城野区の会社員、武藤綾子さん(34)は「やりきれない気持ちをぶつけたくて店に来た」と話す。店主の菅井勇希さん(34)は「感情を表に出す姿勢は東北人にはなく、一体感を持って戦うことを教えてもらった」と感謝の言葉を述べた。

 「悲報に接し、涙が出た」と語るのは青葉区の会社員、遠藤真平さん(62)。宮城野区の「楽天イーグルス グッズショップ 仙台駅東口店」に立ち寄り、「生まれ変わっても仙台で監督をやってほしい」と悼んだ。

 塩釜高野球部の監督、百々智之さん(39)は練習で楽天の本拠地、楽天生命パーク宮城(宮城野区)を訪れた。「日本一になった日本シリーズ最終戦、田中将大投手を登板させたのを見て粋な人だと感じた。ファンと地域から愛される方でした」と哀悼の意を表す。

 次男が同校野球部員の古川留美さん(50)は「優勝した年、次男は中1で大興奮だった。東日本大震災後、暗い話題が多い中で優勝し、本当に力になった」と振り返った。

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