平昌五輪 フィギュア 坂本花織の五輪初舞台「4分間、ずっと緊張した」

 演技を終えた坂本は、申し訳なさそうに日本のチーム席へ頭を下げた。「足を引っ張る演技をしてしまった」。自己ベストより10点以上も低い131.91点で最下位となり、アイスダンスを残して、日本のメダル獲得の可能性が消えた。

 初めて立った大舞台のリンクで、脚が震えていた。動きは硬く、「(フリー演技の)4分間、ずっと緊張していた」と振り返った。

 冒頭で予定していたフリップ-トーループの2連続3回転ジャンプは、1本目の着氷が乱れて回転不足となり単発になった。「最初のジャンプでミスをして、すごく焦ってしまった」という。

 失敗を取り戻すため、後半に予定した3回転-2回転の2連続ジャンプの難度を上げて、2連続3回転にして着氷するなど、大崩れせずに踏ん張った。ただ、持ち前のスピード感や豪快さは影を潜めたままだった。

 4日に現地入りした。先に団体の女子SPで滑った宮原との兼ね合いもあり、練習時間を確保するために8~10日はソウルへ移動して調整した。

 昨年11月のスケートアメリカ、同12月の全日本選手権、初優勝した1月下旬の四大陸選手権まで3大会連続で好成績を残してきた。個人種目は21日から始まる。まだ時間はある。「もう一回、締め直したい。ガッツリ頑張る」と雪辱を誓った。(田中充)

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