平昌五輪 伊藤有希、静かな闘志秘める努力の「天才」 ノルディックスキージャンプ女子

女子 1回目の飛躍を終えた伊藤有希=12日、平昌(共同)

女子 1回目の飛躍を終えた伊藤有希=12日、平昌(共同)

 「もっと柔軟に、視野を広げてみてはどうか」。所属する土屋ホームの前総監督、川本謙さん(68)からアドバイスを受け、他選手のジャンプの動画の研究などに取り組んだ。

 競技と私生活もしっかり切り替えた。昨シーズンはW杯札幌大会で初優勝し、総合でも高梨に続く2位を獲得。期待は高まっていた。

 平昌には地元の下川町から約50人が駆けつけた。「自分の思う通り飛んでほしい。そうすればおのずと結果はついてくる」。母親の真智恵さん(49)は祈りを込めてジャンプを見守った。

 しかし、メダルは遠かった。まもなく「銅」を確定させた高梨に伊藤は駆け寄り、ライバルをきつく抱きしめ、祝福した。(中村昌史、平昌 原川真太郎)

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