IOCのバッハ会長、平昌五輪を「新たな地平線を示す大会になった」と称賛

 2004年アテネ五輪でも「史上最高の大会か」との質問に、「五輪は大会運営を競うのではなく、選手が競技を競うもの。大会を比較しても意味がない」とかわした。

 しかし、2004年アテネ五輪では「とてもすばらしかった。非常に満足している」と発言。2008年北京五輪は「比類なき五輪」と、2012年ロンドン五輪は「楽しく、輝かしい大会」と評価するなど、文言は変えつつも、開催都市を称える姿勢は変わっていない。

 2013年9月にIOC会長に就任したバッハ氏は、開催費用が過去最大に膨らみ、その後の立候補地の辞退続出につながった前回の2014年ソチ冬季五輪に対し、「アスリートのための大会」「プーチン大統領が尽力し、驚くべき成功へと導いた」と賛辞を並べた。

 また、南米で初めて開催された2016年リオデジャネイロ五輪の際は、開幕前のドタバタ劇にもかかわらず、「象徴的な、記憶に残る大会になった。厳しい社会問題を抱える中でもスポーツを通して連帯と結束の力を示した」と評価した。

 そして今大会、開会式での南北合同行進、アイスホッケー女子での南北合同チーム結成を後押しし、「平和五輪」を標榜する文在寅(ムン・ジェイン)政権と足並みをそろえて「南北融和」をアピール。五輪閉幕後には、北朝鮮を訪問する意向を示しているバッハ氏は何を狙っているのか…。(五輪速報班)

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