平昌パラ メダル第1号、アルペン座位の村岡 4年前の悔しさ原動力

 日本勢に今大会初のメダルをもたらした。村岡は転倒による棄権者が続く中、プレッシャーと向き合いながら滑走。4年前のソチ大会の悔しさを原動力に積み重ねたトレーニングが結実し、念願だったメダルにたどり着いた。

 雪面がでこぼこで荒れていた。エントリーした7人のうち、3人が転倒して途中棄権。そんな悪コンディションの中、自慢カービングターンで乗り切った。「素直に言うと、ほっとした。恐怖の中のレースだった。4年間の全てが、ここにつながっている。メダルを獲得できてうれしい」と声を弾ませた。

 4年前、17歳で初出場したソチ大会は最終レースの大回転での5位入賞が精いっぱい。「次の舞台では絶対に表彰台に立つ」という強い意志が芽生えた瞬間だった。

 帰国後、背骨にゆがみがあるために医師から20歳までは止められていた筋力トレーニングに踏み切った。医師の相談にしながら、器具を使わずにできる体幹強化に励んだ。効果はてきめん。以前は体を持っていかれていたコースの起伏の衝撃に耐えられるようになった。安定感が増し、今季ワールドカップ(W杯)の各種目では何度も表彰台に上った。

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