平昌パラ バイアスロン男子立位の佐藤、風と雪に惑わされて9位

 移り気な風と雪に惑わされた。リオデジャネイロ夏季大会トライアスロンに出場した経歴を持つバイアスロン男子立位の佐藤は上位との実力差を埋められなかった。「射撃でミスが出て、コースが軟らかい雪で脚に(疲れが)きて…」と苦笑いを浮かべた。

 突風や巻く風に対応できず、レース後半に入った3度目の射撃で5発中2発を外して上位の目をなくした。ストックを持つ右腕と、生まれつき手がない左腕を振って力走したが、ざくざくとした雪面に体力を削られて「走りもそろえないと世界には勝てない」と嘆いた。

 2005年に脱サラしてスキーを始め、10年バンクーバー大会、14年ソチ大会に出場。持久力向上のため挑戦したトライアスロンで今季は3度も負傷し、調整に狂いが生じたが「それでもやってこそアスリート」と悔いはない。今大会2種目を終えていずれも9位。「次は三度目の正直。ベストパフォーマンスを見せたい」と前向きな姿勢は失っていない。(共同)

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