弁護士激白、貴乃花親方『告発状』の真相 伊調問題の“二番煎じ”否定「貴乃花親方は理事に戻りたいのではない」

 元横綱日馬富士(33)の十両貴ノ岩(28)=貴乃花部屋=に対する暴行事件をめぐり、日本相撲協会の対応に問題があるとして内閣府の公益認定等委員会に告発状を提出した貴乃花親方(45)=元横綱。春場所の2日目(12日)まで会場のエディオンアリーナに姿を見せず、協会執行部との対立は泥沼化している。独自の相撲改革を唱える同親方は孤立を深めており、告発に関しても「相撲場所妨害」「女子レスリングの伊調馨の告発への便乗」などの批判もある。同親方の代理人弁護士であるTMI総合法律事務所の富岡潤弁護士が本紙の取材に答え、告発の真意などを激白した。

 貴乃花親方は、元日馬富士による傷害事件の調査と、自身の理事解任の2点で協会の対応に問題があったとして内閣府の公益認定等委員会に告発し、立ち入り検査や是正措置を求めている。

 「貴乃花親方は理事に戻りたいから告発したわけではありません。相撲協会のガバナンスがなっていないのを、ちゃんとしてほしいというのが目的。内閣府に是正の勧告をしていただきたい」と富岡弁護士。

 貴乃花親方が告発状を提出したのは春場所初日の2日前だった。協会サイドから「春場所に水を差す行為」「営業妨害だ」との批判の声が上がっているが、富岡弁護士は「場所中にやるわけにはいかないので、この時期になりました」と説明する。春場所(25日まで)の終了を待つと2週間以上先になることから、やむを得ない時期選定だったとしている。

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