「成長が第一」リオ五輪代表シューター藤高美佳 2度の骨折、結婚経て再び

 【バスケット通信】 

 2020年東京五輪でメダル獲得を狙うバスケットボール女子日本代表が4月、今季の活動をスタートさせた。8~9月に行われるワールドカップ(W杯)とジャカルタ・アジア大会を見据え、選出された代表候補は52人。30代から高校生まで幅広い年代がそろう中、藤高(旧姓・栗原)三佳(28)=トヨタ自動車=が16年リオデジャネイロ五輪以来の代表復帰を果たした。「この人数は新鮮。いろいろ発見がある」。リオ五輪では指を骨折しながら主軸としてチームを8強に導き、私生活では16年末にBリーグ1部(B1)大阪の藤高宗一郎(26)と結婚した国内屈指の3点シューター。気持ちを一新させ、激しい競争に身を投じている。

 東京都内で行われている代表合宿が報道陣に公開された4月24日。1年半ぶりに日の丸入りの練習着に袖を通した藤高は「特有の緊張感に懐かしさを感じた」と目を輝かせた。14年の代表初選出後、正確な3点シュートを武器に主力へと瞬く間に成長。リオ五輪ではベラルーシとの1次リーグ初戦でチーム最多の20得点を挙げるなど、8強入りの原動力となった。

 だが五輪期間に右手親指を剥離(はくり)骨折。五輪後に迎えた国内のWリーグ中には左手中指も骨折し、17年度は代表入りを辞退せざるをえなかった。「トレーニングができない時期も長く、気持ちの面で大変だった」

 支えになったのが16年12月に結婚した宗一郎。同じ大阪出身の“年下夫”は当時B1のSR渋谷に在籍。愛知が拠点の藤高とは現在よりも遠距離の“新婚生活”だったが、「よく話を聞いてくれて、元気をもらった」。

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