関学大、日大の悪質タックルに激怒会見 鳥内監督「あってはならない行為」 アメフット

 反則を受けたQBは「右膝軟骨損傷」で全治3週間と診断を受けた。右足にしびれが出ており、改めて精密検査を受ける予定。小野ディレクターは「生命にかかわる重篤な事故にかかわる可能性があった。日大に対しては深い敬意を持っているが、常軌を逸した行為については激しい憤りを感じている。選手、選手の家族も強い怒りを覚えている」と話した。

 関係者によると、負傷した選手の家族は警察に相談したという。被害届を出すかについて、小野ディレクターは「それは部でなく、本人(QB)とその家族の判断になる」と話した。

 日大からは11日夜、コーチから関学大のスタッフに「(12日に)選手を連れて謝罪にいきたい」という電話があったが、小野ディレクターは「抗議文を読んでおられなかったので」と16日を期限とする回答文の到着を待つとして保留した。日大は公式HPで謝罪しているが、鳥内監督は「ええっ、それで終わり…と思いました」と話し、小野ディレクターは「HPに短いコメントを載せるやり方が適切であるのか、どうか…と感じています」と続けた。

 関学大と日大は大学日本一を決める甲子園ボウルで29度対戦(日大の17勝10敗2分け)した名門同士。昨年は日大が関学大に勝利し、27年ぶりの優勝を果たした。長くアメフット界を引っ張ってきたライバル関係にあるが、簡単に消えない遺恨ができた。 (大沢謙一郎)

★試合翌日7日に反則把握

 関学大の首脳陣が悪質な反則の事実を確認したのは、試合翌日だった。ビデオ検証で不当な反則を把握。鳥内監督は「試合中に気づいていたら、審判にその選手の退場を求めていた。退場が認められなかったら、その時点で帰っていた(試合放棄した)」と話し、審判の判定についても、疑問符をつけた。

★6日の日大-関学大定期戦VTR

 調布アミノバイタルフィールドで行われた第51回定期戦の第1Q。日大のDL選手が、最初の守備でパスを投げてから約2秒後、無防備だった関学大のQBに背後からタックルし、負傷退場に追い込んだ。そして、2プレー後に交代したQBにも激しいタックル。さらに2プレー後にブロックしてきた関学大選手ともみ合いになって資格没収(退場)となった。試合は関学大が21-14で勝利。このシーンはサンスポコムのユーチューブで動画がごらんになれます。https://www.youtube.com/watch?v=9ewd8aYCgMM

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ