田中理事長の肝いり…大学の事業を一手に担う“集金マシーン”の実態とは

 元学生横綱の田中英寿理事長(71)を筆頭に、運動部出身者が権限を握る日本大学。その象徴的な組織といえるのが、大学が全額出資する事業会社「株式会社日本大学事業部」だ。理事長の肝いりで設立され、アメリカンフットボールの悪質タックル問題で常務理事を辞任した内田正人前監督(62)も取締役に名を連ねる。大学の事業を一手に担う“集金マシーン”の実態は-。 

 「代表である田中理事長の記者会見を希望するとともに、第3者委員会は形骸化し、風化させるために、意図的に無駄な時間をかけることなく、公正かつ真摯な調査の上、きちんと事実を解明して頂く事を強く望みます」

 悪質タックルで負傷した関西学院大学の選手の父親、奥野康俊氏(52)はフェイスブックでこう訴えた。大学の責任がうやむやに終わることを危惧する様子がうかがえる。

 内田前監督は常務理事と理事を辞任したものの、人事部長や運動部の予算を取り仕切る保健体育審議会の局長職については半年間の出勤停止にとどまっており、第三者委員会の調査結果次第では復職の可能性すらある。日大教職員組合は内田氏の全役職解任を求めていたが、早くも懸念が表面化した形だ。

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